四天王ドクリントン登場!1

柿の種」というあのせんべいだかあられだか、とにかく辛くて食べ始めたら止まらないアレが、新潟名物だったと知ったのは、任務でだった。それまで何のギモンも持たずにポリポリやっていたが、あ、もちろんピーナッツと一緒に。確かにそのネーミングは何というか、ビミョウだ。実際の「柿の種」って、あんな三日月型じゃないよな。
しかし、「柿の種」を果物の柿の種と入れ替えるというジャアックの作戦は…正直言って、よく分からない。どうしてそんなにピンポイントなのだろう? 柿の種に個人的な恨みでもあるのだろうか?
柿の種工場を引退した柿澤明さんというおじいさんにはお世話になったが、あの人はいつも公園のベンチで寝ていた。ベンチで寝ているって…工場は本当に引退だったのだろうか? 実はリストラだったのかな?
その任務完了後にでお礼にと地元の人にいただいた「チョコ柿の種」!! いくら僕でもそんなキワモノは…と思いながらボリっとやってみたら!! う、ウマい!! ウマすぎるっ!! チョコと柿の種がこんなに合うなんて、この組合せを思いついた人を、僕は素直に尊敬してしまうくらい柿チョコ((C)浪花屋)に夢中になってしまった。あなどれない。

冬のこの時期、温泉が集中して狙われた。悪武者怪人マカサドという、色々な意味で中途半端な怪人が、どうやら温泉担当のようだった。水を入れてぬるくしてみたり、普通のお湯を入れて効能を薄めてみたりと、みみっちぃ作戦を繰り返していた。平将門は温泉嫌いだったのだろうか? いや、平将門の乱の後に落ち延びたのは奥利根の温泉地だったようだが…ま、関係ないか。
ところで僕も日本人なので、温泉は普通に好きだ。でも、温泉に行くと、疲れを癒しに行ったはずが、余計にグッタリして帰ってくるような気がする。あれはなぜだろう? 僕の行った温泉も、僕が気が付かないだけで、実はジャアックに薄められていたりするのだろうか?

某国のエルビス王子が、「モミアゲ」を見つけられずに困っているので手伝うように、という任務もあった。しかし、浅草で見つけたエルビス王子にはお名前の通り立派なモミアゲが生えていて、僕は思わず引っ張って確かめ、王子に怒られてしまった。
まぁ、オチを言ってしまえば「モミアゲ」は「オミヤゲ」のことで、エルビス王子の来日情報を掴んでいたジャアックは、某国と日本の関係を悪化させようと、エルビス王子の行く先々でお土産屋さんをことごとく破壊し、妨害していたのであった。
ジャアックの作戦の中では、まぁ、よく考えられた作戦と言えた。これも指揮っていたのはマカサドだったような。

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